おはようございます♪
7AGエンジンの作業・・・
ヘッドは平面研磨・シートカット・バルブ研磨を内燃機屋さんに
お願いしたので、擦り合わせの作業を行います。
擦り合わせとは、バルブがヘッドに圧入されているシートリングと
密着するのですが、ここを新品にしたり研磨すると「当たり」が
出ていないので密着不良を起こすので、バルブコンパウンドを使って
「当たり」をつける作業です。
通常、擦り合わせも内燃機屋さんで行うのですが、僕は昔から
納得のいくように自分でしたいので、擦り合わせは無しでお願いしています。
擦り合わせの作業は、バルブに少量のコンパウンドを塗って「タコ棒」という
吸盤の付いた棒を使って行います。
「擦り合わせ」というぐらいですから、棒をクルクル回して擦って行う
イメージがありますが、それは間違いです。
僕はまだプライベート時代に、エンジンO/Hのやり方を紹介した本を頼りに
自分の車のエンジンを触ったりしていましたが、その頃はまさに擦って
擦り合わせ作業をしていました。
だって、本に載ってる写真では擦る様な手の動きでしたし、実際擦り合わせって
言うぐらいですから・・・(笑)
でも、何度かエンジンを組んだぐらいの時に内燃機屋さんの仕事を見ていたら
擦り合わせ作業を、擦るのでは無く、叩くような動きでやっていたので
疑問に思い聞いてみたら、擦ったらダメだ!と怒られました(泣)
バルブコンパウンドは車のボディに使用する様な目の細かい物じゃないので
擦ったらすぐに削れてしまい、折角シートカットして当たり幅を調整してるのに
削れ過ぎて接触面が広くなってしまうのです(これをベタ当たりと言います)。
実際、エンジンが動いている時にはバルブは上下運動をする訳ですし、
ベタ当たりにならない為にも叩いて擦り合わせをするのが正解と教えてもらい
(正確には回しながら叩く)それからはベタ当たりにならない様に
擦り合わせ作業が出来る様になりました!!
(↑の写真のバルブコンパウンドは20年以上使用していますが
全然無くなりません(笑)多分一生この一缶だけしか使わないでしょう(核爆))
で、擦り合わせしたバルブは・・・・
右のバルブの外周がうっすらねずみ色でつや消しになってるのですが、
ここがシートリングと接触する部分で、キッチリ一周擦り合わされてるのが
分かりますね!!
この当たり面にも色々ノウハウがあり、当たる場所や幅等・・・
これも僕なりに考えて内燃機屋さんに指示を出してお願いしています。
でもいつもの事なので、注文する時は「レース用で!!」ってお願いしたら
分かるようになってます(爆)
ヘッド(シートリング)側は・・・
右側が擦り合わせた後です。
昨日も書きましたが、欠品している部品があるので
出来る所をチョコチョコやりながらで完成するのは
当分先になりそうです(>_<)
で、私事で申し訳ありませんが、明日は臨時休業させて頂きますm(__)m
というのも、いつも一緒に釣りに行ってる友人と遠征しよう!と盛り上がり
大阪・和歌山方面に釣りに行く事になりました(笑)
土曜の夜がメインですが、どうせ休んで行くのであれば余裕をもって
金曜の夜から行きましょう!!となり・・・今晩出発します(*^^*)
ただ、今晩は仕事終わってからなので大阪まで行くとなると深夜になるので
姫路に宿を取り、釣り友達となかなか呑む機会もないので今夜は「呑み」が
メインで(爆)、明日の昼に大阪入りして現地の案内人と合流し、
夕まずめ(まずめとは、夜明け前や日没前後の薄明るい時間帯のこと)に
ヒラメ・マゴチ等を狙い、夜はメバル・アジを狙う予定です。
クーラーボックスに入らなくて困るわ~!って大物や、入りきらないぐらいの
数が釣れたら良いな~♪(願)