エンジン

おはようございます♪

 

 

 

本日の作業ブログ・・・・

 

 

 

4AGエンジンのO/H作業!!

 

 

ブロックのブラックアウト完成♪

20140625-210135-75695371.jpg

 

 

腰下から組んでいきますが、今回(というか予算が許す限り毎回やってますが)

 

クランクのラッピングを行っています。

 

 

これはフリクションロスの軽減・メタルのカジリ防止等に効果があり

 

見た目でもはっきり違いが分かりますが、手で触ったら滑りが全く違うのです!

 

 

施工前

20140625-210136-75696091.jpg 20140625-210136-75696827.jpg

 

 

 

 

施工後

20140625-210137-75697625.jpg

20140625-210138-75698280.jpg

 

 

見た目で全然違うでしょ!?

 

いかにも滑りそうな感じでメタルにはやさしい事間違い無し!!(笑)

 

 

 

 

 

メタルを組み付け、ペーストを塗っていきます。

 

20140625-221350-80030367.jpg

 

20140625-221352-80032847.jpg

 

20140625-221353-80033135.jpg

 

 

これはエンジン組んで一発目の始動時にドライスタート(油膜が切れている状態)

 

しないように摺動部には全て塗って組み込んでいきます。

 

昔はエンジンオイルを塗りながら組んでいくのが一般的でしたが

 

ペーストの方が油膜を厚く・長く保持してくれるので僕は

 

ペーストを愛用しています。

 

 

クランクキャップボルトのネジ&座の部分にARPの

 

モリブデンペーストを塗って・・・・

 

20140625-221351-80031111.jpg

 

20140625-221353-80033421.jpg

 

 

 

何度かに分けて規定トルクで締め付け。

 

20140625-221354-80034086.jpg

 

20140625-221353-80033806.jpg

 

 

 

オイルポンプは点検がてら全バラして綺麗に洗浄。

 

ここもペーストを塗って・・・・

 

20140625-221351-80031827.jpg

 

20140625-221352-80032531.jpg

 

リリーフバルブのスプリング部分にワッシャーを入れて油圧UP!

 

 

 

あっ、書き忘れてましたが、ヘッドに上がるオイル通路に真鍮製の

 

オリフィスを入れてオイル量を制限し、腰下に掛かる油圧・オイル量を

 

確保しメタル流れに気を使います。

 

20140625-210138-75698957.jpg

 

20140625-210139-75699664.jpg

 

 

カムの回転はエンジン回転数の半分ですし、少量のオイルでもOK。

 

カムが逝ってしまう事はほぼ無いし、ヘッドへ上がるオイル量が少なければ

 

ブローバイに生のオイルが混入することも少なくなりますからね~!!

 

 

 

そんなこんなでただマニュアル通りにエンジンを組むのでは無く

 

各部に拘ってSIGNAL色を出したエンジンを組んでます(^^)

 

まぁ、組んでしまえば外からだと何も分かりませんけどね~(泣笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

1 / 11