こんにちは♪
昨日の昼からAE86のエンジンブローの原因を探る作業をしています。
実はこのエンジン・・・僕が前に乗っていた7A-Gターボなんですよ~(>_<)
売って間もなくブローしたと言う事で原因追及を僕がしてるって訳です。
売るまで何の不具合もなく快調だったんですけどね~。
エンジンはこんな状態orz
↑さすが高価な断面コンロッドだけあってブロックに穴が空く程の力でも
折れてませんね~!
で・・・原因は多分これかな~!?ってのが分かりました!!
上にも書いたようにコンロッドが折れてないし、ピストンピンがコンロッドに
付いたままなのでピストンが砕けてコンロッドが暴れブロックを突き破り
その衝撃でコンロッドボルトが破断したものと思われます。
メタルやクランクは綺麗だったので焼き付きや抱き付きの可能性はゼロです。
ピストンが砕けたのが原因としたら他の気筒にも何かヒントがあるのでは!?と
目視では分からないのでカラーチェック(ミクロチェックとも言う)を行います。
あっ、ピストントップは綺麗そのもので空燃比や点火時期はバッチリって事が
証明出来ました♪
カラーチェックは赤色の浸透液をスプレーして
数分おいてからしっかり拭き取ります。
そして現像液をスプレーすると・・・・・
あら不思議! 目には見えないクラックに入り込んだ浸透液が
浮かび上がってくるのです(^o^)
ピストンは4AーGZ(スーパーチャージャー)純正ピストンを新品で
入れていましたが、パワーに耐え切れないのか?ピストンの強度不足なのか?
砕けたのを除いた3個中、2個のピストンピン周りにクラックが確認出来ました。
大人しく乗る車(エンジン)じゃないのでいつ壊れるかは分かりませんが
ひとまず人的ミスじゃないという事は確認出来たものの売ってすぐに壊れたら
お互い冴えんですよね~(T-T)