おはようございます♪
朝イチはホイール修理を。
パックリ亀裂が入っています(>_<)
で、溶接修理!!
その後はAE86の作業を!!
デフサイドからのオイル漏れですが・・・
オーナーさん自ら一度オイルシールを交換されたらしいのですが
オイル漏れが止まらなかったらしいです(>_<)
その原因として、オイルシールのリップ部からじゃなく圧入部分に傷が
あってそこからニジミが出てるとか、リップ部が接触するシャフト本体に
問題があるとか・・・。
で、打ち込まれているオイルシールを確認すると、結構奥まで圧入されてます。
サービスマニュアルで確認するとディスクブレーキ車の場合は
段の端面から5mm圧入となっています。
あと、圧入部分にも傷があったので念の為、外周にうっすら液体パッキンを
塗ってマニュアル通りの深さでオイルシールを圧入しました!
シャフトのオイルシールが接触する部分は問題無さそうなので
これでオイル漏れに関しては大丈夫でしょう!!
お次はファイナルギヤ組み込み作業です(^^)
ピニオンギヤとリングギヤを合わせて「ファイナルギヤ」と呼びますが
バックラッシュ(ギヤとギヤの遊び(隙間))の調整は勿論の事ですが
歯当たりも重要になります。
歯当たりの調整はピニオンギヤの固定部分にシムが入っていて
シムの厚みを変える事で突き出し量が変化して歯当たりの場所が変わります。
まず元々入っていたシムで仮組みしてみました。
光明丹を塗って回転さすと画像の様に歯が当たっている場所が分かります。
ギヤ比が変わらない場合は元々のシムで組めばソコソコの当たりにはなるのですが
今回は4.3→4.778とギヤ比の変更をしているのでシムはそのままでは
良い場所にはきません。
この場合は外当たりになっているのでシムを厚くする事で内側に移動してきます。
マイクロメーターで今のシムの厚みを測定。
今までの経験でどれぐらい厚くしたら良い位置に来るか想像してシムを選択。
今回、元々が2.48mmのシムだったのですが、
勘で2.54mmのシムに変更。
で、もう一度仮組みして光明丹を塗って回してみます。
ハイッ!!一発でドンピシャでした!!(^^)
仮組みだった部分をしっかり組み直してバックラッシュ調整。
最後にもう一度歯当たりを確認して完成です(^^)
新車で販売された30年近く前と比べるとはるかにタイヤの性能も上がり、
さらにはトラクションをかける為のノウハウやパーツも進化し・・・
そこに追い討ちをかけるようにエンジンパワーも上がっています。
AE86はデフ・ミッションの容量が小さく(昔の設計だと重量とか
考えたらそれでバランスが取れていたのかもしれませんが)
僕自身もブローする事は数え切れないぐらい経験しています。
他車種の流用でデフを大きくするというのもありますが、
ワイドトレッドになり5穴になったりで今までのホイールが
使えなくなるし重量も増えますし・・・。
キッチリ組み込みしてオイル管理もしっかりしてやれば
純正サイズのままでも全然イケると思います!!
あと、クラッチをあんまガッツンガッツン繋がらないヤツにして
そこで力を逃がすってのも重要です。
ドリフトで「蹴り」進入をするのにガッツン繋がるクラッチじゃないと!と
言われる人もいますが、僕はヌル~く繋がるクラッチでも荷重移動やタイミングを
合わせればドガンッと振り出す事は可能だと思っていますので、そこは物に
頼るのでは無く腕次第で何とでもなると!!(笑)
僕自身、86ターボにしてから1年未満でデフを一回飛ばし、その時に
容量UPも検討したのですが、上記の様な事もあり沢山持っている予備ホイールが
全て使えなくなるのは冴えんので新品ファイナルを精密組み込みしました。
(飛んだデフは誰がいつ組んだかも分からない中古そのままを使用してました)
その後、4A-Gターボから7A-Gターボになり3~4年は余裕で使ったと
思いますが車輌を売却するまでデフは一度も飛んでいません!!
組み込み方・オイル管理・乗り方次第でかなり長持ちさす事が
可能だと思いますので組み込みに関しては物凄くシビアにやっています。
プライベートの方で脱着は自分で出来るけどマイクロメーターや
ダイヤルゲージ等の測定具を持ってないから精密な組み込みが出来ないって
方がいらっしゃいましたら持ち込みでデフ単体での組み込みだけとかでも
全然OKですので是非ご相談下さい(^^)
で、一昨日の晩の釣りはかなり不発でストレス溜まってたので
2日連チャンですがまた行っちゃいました!!(爆)
小メバルばかりですが、間違いなく釣れるテッパンポイントに行ったのですが
これまた不発orz
17センチぐらいまでのが3匹のみ(>_<)
坊主は回避出来ましたが、テッパンポイントでのこの釣果は
さらにストレスになっちゃいました(核爆)
明日はいつものように大島・上関方面かそれとも蒲刈方面か・・・・
これ以上ストレスにならん釣果にせんと!!(笑)