おはようございます♪
かな~りの御無沙汰でございますm(__)m
日中はお客様から頂いたお仕事をしてから~の
夜から深夜までと早朝出勤してケイマンの
マフラー製作をやってました。
連日連夜の午前様までの作業で睡眠時間もかなり短く
ブログを書く余裕がありませんでした(>_<)
で、やっとマフラーが完成したので久々のブログUPです♪
今回のマフラー製作のコンセプトは・・・・・
●フェラーリのような甲高い音
●見た目の美しさ
●普段は静かでサーキット等では爆音に
で・・・こんな感じのマフラーが出来上がりました!!
フロントパイプ部分?には音割れを防ぐ為にちょっとした膨張管を製作。
パンチング板を3本ローラーで丸めて
ステンレスウールを巻いて
76.3φのパイプをテーパー状に加工して溶接
これであまり消音効果は持たせず音割れを吸収してくれるハズ!?(笑)
元々、某有名メーカーの高級マフラーが付いていましたが
ドライブシャフトとのクリアランスが狭く、車高を落としたら
マフラーと干渉していたので、しっかりクリアランスを取るように
逃げを作りレイアウトしました。
今回、バルブを入れて室内から簡単に音量の調整が出来る様にするので
排気系統が2つになります。
サイレントモードでは砲弾型のタイコを2つ使用し、狭い場所に
なんとか配置する為に角度を付けて固定。
その固定する為のステーはステンレス板をコンターで切り出し
ホールソーで穴あけ。
バーリング加工をして見た目の美しさと軽さの両立を計ります!!
サイレンサーに溶接♪
7.5度切りしたピースをひたすら溶接していきます。
配管は・・・・管長を出来るだけ長く、そしてループさせて
左右バンクの排気をぶつかり合わせて音の同調を取ります。
レーシングモードでは音割れ防止の膨張管しか通らない
サイレンサー無しの状態でテールまでいきますが・・・・
やはりここも音の同調を取る為にループ管&クロスをさせます。
出口付近は↓の様に左右で独立した状態で製作しましたが・・・
サイレントモードとレーシングモードでのパイプ繋ぎの
スペースの余裕が無く結果こんな感じでやり直しました。
左右のパイプはサイレントモードでの排気が・・・そして
この箱状になった部分にレーシングモード時のパイプを
接続しました。
で・・・バルブをコントロールする負圧配管をエンジンルームから引いて
電気配線をしたら完成です♪
マフラーエンドは熱でカバーが溶けない様に2センチぐらい出してます(^^)
カバーはボディ同色でしたがカーボンシートを貼って
なんちゃってドライカーボンパーツに変身です!(爆)
今回、狭いスペースにいかに管長を長くするか・・・
静かにする為に4つものタイコをどうレイアウトするか・・・
寸分狂わずどうやって左右対称で作るか・・・・
メッチャ苦労して時間掛けて製作しましたが、その甲斐があり
パイプをクロスさせた場合とさせない場合での音の検証もして
とても勉強になりましたし、理想通りのとても音色の良いマフラーが
完成しました~!!!!!!!
サイレントモードでは車検に十分通る音量ですが、音色はとても
甲高い音で、レーシングモードにすると爆音に!!
でも爆音だからと言って「バババッ」と音割れする事もなく
「クォーン」と音のまとまりが良い心地よい音質です(^^)
仕上がりにはとても満足していますが、違う取り回しやぶつけ方で
どう音が変化するか等・・・・さらなる音の追求もやってみたいと
思っているので987前期のボクスター・ケイマンオーナーで
このマフラーに興味がある方がいらっしゃいましたらお安く
お譲りしますよ~!!
(安くと言っても材料代だけで軽く10万オーバーしてるので
そこそこの金額にはなりますが・・・(>_<))
勿論、こんなマフラー作ってくれ!という要望があればイチから
レイアウトを決めて製作も可能ですのでご相談下さい!!